ドライドッグフードの選び方
犬を飼育した際にまず迷うのが、「どのドッグフードを食べさせればいいか」です。
市場には通販を含めると、かなり多くの種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまいます。
ドッグフードの種類
一般的にドッグフードは、ドライフード、セミモイスト、ウェットの3つがあります。これらの大きな違いは水分の含有量です。
ドライフードは最も水分がなく、長期的な保存に向いています。
固形で硬いために、食べていると歯が丈夫となり、歯垢が付きにくく、虫歯や歯周病になりにくいといわれているので、ドッグフードの中ではドライフードが犬のためにはいいといえます。
ドライドッグフードの選び方
ドライドッグフードを選ぶ際には原材料が記載されている部分を見て、最初に記載されている食材をチェックします。最初に記載されている食材は最も使用されている食材で、この部分が肉類であるものを選ぶようにします。
犬は雑食性が強いですが肉食動物なので、肉類をはじめとする動物性たんぱく質が最も大切な栄養です。
逆に、人にとっては大切な栄養である炭水化物である小麦や大豆、とうもろこしなどの穀類は犬にとっては必要ではない栄養といえます。
犬は穀類を消化するために、アミラーゼという酵素が必要ですが、犬にはこの酵素がないために穀類を消化しにくいという特徴があります。
なので、穀類が最初に記載されているドッグフードは選ばないようにしましょう。
また、肉類でも肉の副産物が含まれている場合には注意が必要です。
肉の副産物とは人用に販売される事はなく、廃棄されるもので、中には病死した動物の肉を含まれている事があるので注意が必要です。
それは、ミールやパウダーと記載されているので、そういった記載をしている場合には避けるようにします。
無添加のドッグフード
ドッグフードの中には無添加を謳っているドッグフードがあります。これらの無添加のドッグフードは、人工の酸化防止剤や香料、着色料などが含まれていません。
人工の添加物がすべて悪いわけではありませんが、特に人工の酸化防止剤の中に発がん性物質が含まれていることがあるので、長期的に摂取していると健康被害を及ぼす危険性があるものも含まれています。
なので、愛犬のためにこういった添加物を含まないドッグフードを選ぶ愛犬家や飼い主が増えてきています。
ただ、ドッグフードは油を使用しているために酸化防止剤を含まない場合には長期的な保存ができなくなってしまうために無添加のドッグフードは天然の食材の中で抗酸化の作用があるものを入れる事で酸化をしにくくしています。
また、着色料に関しては犬にとっては無意味の添加物です。
その理由は犬は人ほど色を識別する能力がないために着色する意味がないからです。
着色料が使用されている理由は犬よりも飼い主などの人側に美味しそうに見せる事が目的なので、着色料は使用していないものがいいドッグフードといえます。