ドッグフードを変更する時の注意点
ドッグフードは、どの年齢の犬種にも使用できるものもありますが、一般的にはライフステージが変わった際にはドッグフードを変更する必要があります。
これは、それぞれのライフステージで必要な栄養や成分が変わってくるためです。
仔犬と成犬ではもちろんですが、成犬と老犬でも変わってきます。
ただし、ドッグフードを変更する際にはいくつかの注意点が存在します。
まず、犬の中には特定の食材に対してアレルギー反応をする子がいます。
変更するドッグフードに含まれる食材の中にアレルギー反応を起こすものが含まれている危険性はあるのです。
どの食材にアレルギー反応を示すかは食べてみないと分かりません。
しかし動物病院での検査によってどの食材がアレルギー反応を示すかを調べる事ができます。
事前に知っておけばアレルギー反応を示す食材が入っていないドッグフードを選ぶ事は難しい事ではありません。
また、ドッグフードを変更する際は、いきなり変更する事は避けるようにします。
その理由は、いきなり変更すると犬の胃や腸の消化器官がびっくりしてしまい、消化不良や嘔吐、下痢をする場合があり、ドッグフードを食べなくなってしまう場合もあるからです。
そのためドッグフードを変更する場合には、今まで食べていたドッグフードと変更するドッグフードの割合を9:1の割合で食べさせて、消化不良などを起こさないかどうかをチェックします。
そして、消化不良などを起こさない場合は、徐々に変更するドッグフードの割合を高めていき、1週間~2週間ほどをかけてゆっくりと変更をしていきます。
ただ、ゆっくりかけても消化不良などを起こす場合には、ドッグフードがあっていないという事なので別のドッグフードに変更して、また、9:1の割合から始めていきましょう。
ドッグフードを変更する場合には時間をかけてゆっくりと変更していきますが、変更前のドッグフードでアレルギーを起こしている場合には変更するわけにはいかないので、すぐにドッグフードを戻すようにしましょう。
ただ、消化不良などが長期に渡る場合にはドッグフードの再変更をしたり、病気の可能性もあるので動物病院で診察を受けるようにしましょう。