ドッグフードに含まれる添加物について

ドッグフードには多くの添加物が含まれています。
添加物には、酸化防止剤や保存料、香料、着色料、甘味料などがあります。
また、添加物には人工と自然添加物とがあり、一般的に問題視されている添加物は人工添加物です。
人工添加物が問題視されている理由は、犬への健康被害です。
ただ、すぐに健康被害が出るわけではなく、長期的に摂取した結果、健康被害が出る危険性があるというもので、人工添加物が入ったドッグフードを食べても何も問題なく生涯をおえる犬もいます。
ドッグフードは油を使用している為に酸化防止剤や保存料がなくては長期保存ができません。
ですが、酸化防止剤や保存料の中には危険なものがあります。
その筆頭格がエトキシキンです。
エトキシキンは、日本では使用できない強い抗酸化作用を持つ酸化防止剤で、防腐力が強く安価なため、海外のドッグフードにはエトキシキンが使われているものがあります。
また、この酸化防止剤はかつてはベトナム戦争で米軍がしっ要した枯葉剤の酸化防止剤に使用されていたともいわれています。
これを犬が摂取し、それが基準値を超えると皮膚炎などを引き起こしたり、悪性腫瘍の発生を引き起こす事もあります。
また、BHT(ブチルヒドロキシアニソール)という酸化防止剤は、もともとはガソリンの酸化防止剤と使用されていて、バターやマーガリン・魚介冷凍品などの酸化防止剤としても使用されています。
ただ、膀胱ガンや甲状腺ガンを引き起こす発ガン物質であるといわれています。
人工添加物の中に着色料があります。
ただ、犬は人ほど色識別をする事ができないので着色料を使用する意味はありません。
ただ、ドッグフードに着色料を使用しているのは、犬の為ではなく、購入者である飼い主や家族に購買意欲を高める為に使用しているといわれています。
ただ、着色料の中にはガンやアレルギーを引き起こしたり、甲状腺に異常をきたすこともあります。
香料や甘味料は、犬の食いつきをよくする為です。
特に犬は猫とは違って甘いものが大好きな動物です。
なのでドッグフードには甘味料が含まれていますが、甘味料もあまり犬の健康に良いとは言えません。
また、自然の添加物にはビタミンＣやビタミンＥ・クエン酸・コーヒー豆摘出物などがあり、自然の食材を使用しているので基本的に犬に健康被害を及ぼす事はありません。
ただ、人工の酸化防止剤や保存料を使用してはいないので、保存期間が短いというデメリットがあるので、大量購入すると保存期間中に食べきれない場合もあります。